健康中華!−酷暑の上海を精進料理で乗り切ろう!−
精進料理といえば、寺の修行僧侶などが採る食事で、魚や肉やなどの動物性たんぱく質を一切使わず、野菜や大豆などの植物性たんぱく質をベースに作られています。
日本だけでなく仏教徒がいる国には、すべて精進料理があり、もちろん肉や魚など動物性たんぱく質を多量に摂取すると思われる中国にも精進料理があります。
特徴は、中華でありながら動物性たんぱく質を使わないのはもちろんこと、中華料理という枠を越えず、見た目はもちろんのこと、味さえも動物たんぱく質を多分に使う通常の中華料理を再現してしまうというところにあります。
まさに中華料理5000年の歴史を垣間見るような気がします。
「叉焼」(焼き豚)
干豆腐を原料に作られている。
「素鴨」(焼鴨)
中国ゆばが原料。 周りの皮に見えるものは少し焼きを入れている。
「素火腿」(中国ハム)
これも干豆腐が原料。味まで似ている!
「西芹黄耳」(セロリとイカの炒め物)
見た目はイカにそっくりだが、実はキノコだったなんて…
「橙香玉粒」(野菜と松の実のオレンジ風味)
竹の子、アスパラ、松の実、オレンジ風炒め物。 竹の子が鶏肉のようなやわらかさ。
「象形蟹粉」(上海蟹味噌)
見た目も味もまさにそのまま。 ニンジン、塩卵の黄身、豆腐などを 原材料にして作られている。
「発菓更」(大豆ジャム)
ほんのり甘くデザートなのか、料理なのか判断が難しい。パンに付けたら最高。
全体的に食べる中華と言うより、見て中華の奥深さに触れる料理。肉も魚もなくどうなるかと心配したが、味はけっして悪くない。胃への負担もなくさっぱりしている。ただ"素"(植物性)の素材をメインにしているので、すぐにお腹が空いてしまうかも…。
中華が苦手な人や、中国出張に何度も来ていて普通の中華に飽きている人などにもお勧めです。
『玉佛寺素斎』
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