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「素敵な夜の始まりは…」
上海に今年最初の木枯らしが吹いた夜、僕は業者との最終打合せを終え、イルミネーションの燈る淮海路を歩いていた。香港広場、時代広場、新天地…この辺りは香港系のデベロッパーにより再開発され、ショッピング、娯楽、ビジネスと上海の新しいトレンドエリアだ。特に時代広場の「レーンクロフォード」は99年夏にオープンして以来、立地条件の良さと、上海初上陸のブランドが多数入店していることが話題を呼び、現在MAISON MODE(美美百貨)に代わり上海一の高級デパートとして有名になった。
この3階に最近のお気に入りの店がある。この秋オープンした鉄板焼「河河亭」だ。料理は当然のこと、アルコールの充実や内装とサービス、そして淮海路の夜景もうれしい店である。
この夜もカウン日本料理長と会話を楽しみながら食事をする。シェフの顔が見え、最高級の肉をその場で調理してくれるため、味だけでなく、視覚や音で肉を120%楽しむことができる。料理も中盤にさしかかった頃、同カウンターに2人の女性が座ってきた。華僑であろうか?中国系の2人の女性は英語を混え楽しそうに会話をしている。メインを食べ終わったが、ボトルにはまだ1/3のワインが残っている。私はそのワインを2つのグラス分け、女性たちにすすめた。「もし、よろしければ…」。最初は恥ずかしがっていた彼女たちだが、最後には快く乾杯を受けてくれた。聞けばシンガポールから旅行で上海に来たらしく、まだ上海については詳しくないらしい。2杯目を飲む頃には、すっかりうちとけ合い、結局、その夜から彼女たちの上海のガイドを引き受けることになった。
河河亭で迎える素敵な出会い、こんな夜もたまにはいいかもしれない。(K)
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鉄板焼(Teppanyaki)「河河亭」
新鮮な魚や肉を使った鉄板焼きはもちろんのこと、日本料理や料理総長、日本料理長が“和”にフレンチ・イタリアンなどの要素を織り込んだ、センス溢れる創作料理などを楽しめる。同シェフによれば、まずは肉とご飯にこだわりを持ったとのことだ。そして「子供達」(同シェフは従業員のことを親しみを込めてこう呼ぶ)への教育進度に応じて少しづつ「攻める」ものを増やしていくそうだ。なお、取材時はアワビがなかったが、事前に電話をすれば仕入れてもらえるとのこと。
アルコールにもこだわりが持たれ、食前酒からワイン、日本酒、カクテルと世界の酒を各種取り揃えてられている。特筆すべきはスペイン製のハウスワイン。是非お試しいただきたい。右写真は店自慢のワインセラーである。
3000万円を内装に注ぎ込んだという広い店内は、淮海路の灯りを見ながら料理を楽しむ4つの鉄板焼きカウンター、バーカウンターや喫茶室などを配し、商談や買物を楽しんだお昼にも利用できる。
ウェイトレスやシェフのサービスは、形だけのものでなく顧客を重視する気持ちを感じさせるもので、開業直後の店としてはかなりの水準。
総経理の屠さん(女性)は、92年頃から古北新区の不動産投資などで一財産を作り、貿易会社の経営も手がける。店の名前は、屠総経理が風水師より「水が足りない」と言われたことから「河河亭」と名づけたそうだ。「客が流れるように出入りする店を作りたい」ということなのだろう。店の日方パートナーはビル管理会社である美建。
淮海路の大上海時代広場3階に位置する。今は時代広場の中を通っていかなくては店に行けないが、将来は外側に専用の入り口を設ける予定とのこと。

【住所】上海市淮海中路99号 大上海時代廣場L301A
【電話】(021)6391-0612
【営業時間】10:30〜22:30(ラストオーダー22:00)

【住所】上海市南京西路1038号 上海梅龍鎮広場527
【営業時間】11:30am-10:30pm (ラストオーダー 10:00)
Tel: 6218-6638
Fax: 6218-6636
【メニュー】
鉄板焼ランチセット 48元〜
ディナーセットメニュー 298元〜
その他、日本料理アラカルトも充実。
(本コーナーでの紹介を希望される方、推薦したいレストランがある方は、お気軽にshanghai@shanghai.or.jpまでご連絡下さい)
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