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『陸家嘴開発陳列室』

  浦東の陸家嘴といえば、今をときめく上海の一大金融街である。東方明珠と呼ばれる有名なテレビ塔や現在上海で最も高いビルである金茂大厦がグランドマークとなっている。 そして現在、金茂大厦のすぐ隣に金茂をさらに上回る地上492m、101階の「上海環球金融中心」が建設中である。2008年竣工予定となっている。

  そして世紀大道を挟んだその正面、レンガ造りの古い民家を利用した「陸家嘴開発陳列室」がある。芝生と池が美しい陸家嘴緑地公園の一角である。  
  この建物は1914年に着工し1917年に完成したもので、当時は三千平方メートルの敷地で、2階建てで中庭もある立派な建物で当時としても大きな住宅であったと記されている。
  展示内容は浦東地区の昔の農民の住居跡、生活道具、機織機なども陳列されているがその収集は僅かであり、ここでの貴重なものは1900年当時の風景、93年開発途中の街の様子、そして高層ビルが立ち並ぶ現在の写真と対比してあり興味深い。
  この荒地が今このビルになったのか、この公園は昔こんな町だったのかとその変容振りに驚かされる。黄浦江の向かい、浦西の外灘に立ち並ぶ重層な健築群と比べてこの地区が如何に立ち遅れていたかがよくわかる内容になっている。
  展示写真の中に、国務院が浦東開発を決定したことを報じた1990年の人民日報も展示されている。また多分1990年だと思われる当時の上海幹部の朱鎔基氏が案内するケ小平氏の視察模様も展示されている。

  現在ニュー上海の中心であり、さらに勢いを増して躍進を遂げるこの陸家嘴の今昔を知る上で興味の尽きない展示室である。
  この陳列室のある公園緑地は、緑も多く、空間も広く、よく結婚カップルの格好の写真スポットになっており、天気のいい日には何組もの花嫁花婿衣裳をまとったカップルが訪れている。公園の散歩がてらお立ち寄りを。

*場所:陸家嘴東路15号
*入場料:5元

 



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