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崇 明 島
(05年4月16、17日見学)
4月も下旬、すっかり春めいてきた一日、前から気になっていた「崇明島」に行ってきました。地図を見ていただくと、上海の北、揚子江の河口に大きな島があるのに気がつくと思います。
中国では台湾、海南島についで3番目に大きな島といわれています。この島は上海市に属する唯一の「県」で、なんと1041平方メートルもの広さです。
大阪府全体の面積が1893平方キロメートルなので、この島がいかに大きいかがわかるというものです。これまで交通の問題なども有り大規模な開発がおこなわれてこなかったため、豊かな自然に恵まれています。また揚子江の中に出来た島ですから、島の中をたくさんの水路が走っており、米、麦、野菜など農産物が豊かです。
一体この島は何時から出来たのでしょうか?調べてみるといまから1300年ほど前の唐時代・武徳年間に中洲が出来始め、「瀛州」と呼ばれたとあります。ですから島の中を行くと「瀛」という文字の店がよく眼につきます。
この島に行くには、船で行かなければなりません。宝楊埠頭から南門港行きに。高速船は30分間隔で21元位。フェリー乗り場は石洞口埠頭へ。新河港行き、車ワゴン46元、人間1人12元。(約50分)
崇明島の見所は、「東平国家森林公園」「前衛農家楽」が有名ですが、いま人気が出てきているのが一番東の端にある「崇明東灘湿地」。
こに行くには車が必要。私は友人の中国人の車に乗せてもらい、その友人と同じ会社で働いている崇明島出身の娘さんと3人で。フェリーの着く新河から約100km、約1時間半。道路は街路樹が両側に美しく植えられ、とてもきれいです。タクシーだと借り上げで「1日8時間、80km以内で300元」といわれました。
かなりの距離ですが、その道中の風景の美しいこと。何よりも空気が上海と全く違う。木々の葉っぱ、植物の葉っぱが上海のように何かホコリっぽいのでなく、そのみどり緑の葉が鮮やかに光っているのです。感激。点在する農家もタイル状の装いで美しく、周りの畑はいま菜の花が満開でまッ黄色、その隣には麦畑が延々と、まるで黄色と緑のじゅうたんを並べたよう。
「崇明東灘湿地」は、その広さ約300平方キロメートル。たくさんの貴重な鳥類、彗星動植物などが生息しており、その環境保護を厳しく規制している。見学は湿地帯の中には入れないので少し離れた場所から観察することとなる。でもその広々とした空間、美しい景色、清浄なる空気に満足。心晴れ晴れ、洗われる思い。上海の喧騒から少しでも逃れたい方には、絶対お勧めの場所。保障つき。!?
「東平国家森林公園」はきれいに整備された大きな公園です。中には遊園地やボート、森林乗馬、バーべキュウコーナーなどが整備。入場料40元。広大な園内を回るのに貸し自転車が便利。1時間10元、保証金100元。水杉の森が印象的。
「前衛農家楽」は森林公園から9km。ここは農家(といっても、みんな2〜3階建てでピカピカで、清潔そう。)が民宿、食堂などを経営。民宿は2つ星で、1部屋2人=90元。上海の街などから若者が友人達と遊びに来るそうだ。安く泊まって、食べて、騒ぐのに人気があるとか。またここでは昔の村の生活の様子を再現。特に「東海瀛州」と名づけられた観光場所は、農機具、機織、足踏み水車、手漕ぎ水車、結婚式の輿、「洞房(新婚部屋)」などもあって興味深い。昼になったので村の一角の食堂で農家料理を。結構美味(1人10元)。
崇明島は、いま上海側からトンネル工事が始まっており、また江蘇省側とは橋をかける計画もあり、今後大いなる発展が期待されています。でもこの自然を何とか残してほしいと思います。(AB) |
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