経済開発区

-海寧市 三つの経済開発区の概要紹介-

                                          2006.08

  13億の人口を擁する中国全国の皮革製品製造量の1/3及び16万平米の大型皮革製品の交易市場−−「中国皮革城」と、海外まで知られている銭塘江の逆流は海寧市が擁する2つの「奇跡」である。
  海寧市は上海を中心とした揚子江デルタ地域に位置し、近年上海・杭州の高度成長に連動し大きく発展している。また地理的優位性、交通施設と生活環境の改善、環境緑化などによる投資環境の改善によって、今後一層、外国の投資機構に注目されるところになろう。(詳細は下記の内容を参考にしてください)

1.海寧市について
  ◇位置・交通の優位性
  海寧市は上海・杭州間の高速道路の南側に位置し、その最南部には銭塘江が流れる。さらに、同市は揚子江デルタ地域における経済成長が最も速い上海・蘇州・杭州・寧波の4都市間の中心地にある。前者の3市に近く、それぞれ僅か120、100と60kmの距離である。
  交通面では既に「4本」の主幹交通線が海寧市域内を通っている(その内、上海・杭州間の高速道路など3本)、さらに上海・杭州間の経済発展を一層緊密化させるため、上海・杭州高速道路の拡大の上に、海寧市を貫通する「1横1縦」の高速道路の建設が加速中(「1横」=上海浦東空港と直結する杭州・浦東高速<07年完成予定>と、「1縦」=銭塘江を跨がる嘉興・紹興間の高速道路で、北南に蘇州、寧波に直結し、近年完成予定)。こられが完成すると、同市と揚子江デルタ地域の各都市間の交通はさらに便利になる。

  ◇経済の持続発展
  近年、海寧市経済は10%以上の高度成長が持続し、この数年連続して「中国総合経済実力」上位100(県・市)のランキングで上位20位に入り、また、浙江省においても上位10位となっている。
  皮革・紡織(家庭用)・縦編み(主に工業用)の3つの産業は海寧市において優位性を持つ支柱産業であり、同市の経済発展を強力に支えている。また皮革製造量、服飾・装飾用織物の市場シェア、外国先端編み機械の導入量がそれぞれ全国規模の1/3占め、海寧市は中国の「皮革の都会」、「紡織製造基地」と誉められ、技術向上により皮革製品のデザインや品質の良さも国内外に知られている?br>   皮革産業について、同市には2600を超える皮革製造会社が集中し、その内大手は114社。有名な「中国皮革城」では2000社ほどが出展し、05年の取引高は前年比15%増の68億元となっている。同皮革城ではブランド製品戦略の推進に伴い、中国皮革服装8大「服王」及び欧米のBILL CARDIN、LECOSEを含む多くの国際ブランドが進出している。年間の来客の延べ人数は100万人超えている。

  ◇生活環境の改善
  近年、外国人向けの住宅や別荘が建てられ、市内に飲食・娯楽・買物の商業街も設けられ、日・韓料理やケンタッキーも進出している。また、同市内に保護林、緑化という生態環境の整備が始まり、市中心部の緑化率は36%に達している。
  特に尖山新区には敷地1600ムー(約107万u)、36ホールの国際基準に達する魅力あるゴルフ場も06年中に完成予定。

  ◇外資誘致の増加
  海寧市は上記基盤産業以外、電子通信、バイオ医薬、精密機械、自動車部品などの産業の開拓・発展にも力強くサポートしている。外国からそれら産業への投資誘致のために、海寧開発区のほかに「尖山新区」と「総合開発区」を建設している。
  近年、同市への外資誘致額が年々増加する方向にあり、05年まで累計の外資誘致額(契約ベース)は16.4億米ドルに達している。その内、日本からの投資は24件、投資総額は7240万米ドルである。今後、一層全力をあげて誘致活動を展開して行く予定である。

2.海寧市の三つの開発区

  ◇海寧市は重点投資地域として3つの開発区があり、それらは海寧市の東北部、西南部と東南部に設置されている。各開発区の要項を下記に紹介する

  (1)浙江省海寧経済開発区
     海寧開発区はいち早く92年8月に設立され、97年に省級開発区の認可を得た。海寧市の東北部と上海・杭州高速道路の南側に設置され、その高速道路までは僅か6km。計画の総面積は35kuで、その中15kuではインフラ施設(6通1平)整備の上に、外資企業向けのサービス機構、環境の緑化、貸工場などの建設が進んでいる。今までは皮革・紡織などの産業が主要であったが、今後IT産業の誘致にも力を入れる。

  (2)海寧対外総合開発区
     杭州市が持つ人材・環境・経済の優位性を活用するために、杭州市に近い、同市の西南部(杭州高速環状線までは8.5km)に総合開発区を設置する。また、同開発区は杭州開発区と杭州の大学パーク(大学15校が集まる)に隣接することで、杭州開発区に進出する大・中企業と関連する部品製造企業の誘致や優秀人材の確保を目指している?br>      総合開発区の全体開発面積は20ku。目下、10kuの地域ではインフラ施設や環境対策など、充実した生活施設の整備ができている。現在、機械電器、カラー印刷・包装材、医薬化学などの産業が進出して来ている?

  (3)尖山新区
     尖山新区は海寧市の東南部の埋立地に設置され、42kuの広い面積ある。その南部に銭塘江が流れ、交通面では嘉興・紹興高速道路が南北貫通し、北側は杭州・浦東空港間の高速道路と交差する(交差点までは8km)、区内主要幹線も整備されている?br>      土地が豊富なので、投資プロジェクトに土地利用の規制がないのは新区の優位性の一つである。
     同新区はハイテク産業の誘致を主とするために、新区を電子通信、計測機器、バイオ医薬、精密機械及び自動車部品5つの製造団地に分けている。
 

3.海寧経済開発区の主要データ(例として説明)
◇土地使用権の取得
           使用期間(年)  価  格 (米ドル/u)
  製造業用地      50      10〜25 (投資規模・技術により相談)
◇土地の使用料: 0 元/u・年
◇電力整備: 変電所4カ所を有している(220KVW×1 110KVW×2 35KVW×1)
         110KVW×2(建設中) 500KVW×1(長期計画)
         (外資企業への電力提供は問題はない)
◇貸工場リース料金: 6〜10 元/u・月 1年目に無料
  完成(計画)した建築総面積:  20万u
  現在利用可の面積:  7万u
◇従業員の平均月給(元)
 
一  般
中  級
中級以上
作 業 員
650〜 800
800〜 1000
1000〜 2000
技 術 者
1500〜 2500
2000〜 3000
3000〜 5000
管 理 者
2000〜 4000
3000〜 5000
5000〜 8000
◇外国・地域の企業進出現状:
  @21カ国・地域から、累計投資件数 66件
  A累計投資総額(契約ベース) 約7.5億米ドル
    その内:日本:約3000万米ドル
    主要投資国・地域:香港、台湾、英属バージン諸島、ロシア、カナダなど
  B主要投資業種:皮革、紡織、印刷包装、機械、化学
◇日系進出企業:香川繊維、三山染色、森皮革など

 
連絡先

@浙江省海寧経済開発区 招商局
担当者:朱海東 (日本部)
TEL:0573-7262716
FAX:0573-7269188
E−mail:kaitou1023@hotmail.com
URL:www.hnkfq.com
 

A海寧市総合開発区 招商局
担当者:顧建国
TEL:0573-7966628


B海寧尖山新区
担当者:金中一
TEL:0573-7958188


【註】上記の連絡先などの変更があるかもしれませんので、ぜひ、事前にお問い合わせ下さい。


 


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