経済開発区

-江蘇省常熟東南経済開発区の概要紹介-

                                          2005.11

  常熟市は上海を中心とする揚子江デルタ経済地域15都市の一つで、上海に近く、近年、周辺都市間との高速道路が整備されたことで交通アクセスがさらに便利になりました。また、近辺に港湾があり、投資コストが比較的低いというメリットがあります。詳細は下記の内容を参考にしてください。
1.常熟市について
  ◇位置・交通:
  常熟市は揚子江デルタ経済地域の中心部に位置し、上海、蘇州、無錫に近接している。同市地域の北側は揚子江に臨み、長さ37kmの沿岸線を有する。
  同市を貫通する「1縦1横」の高速道路は周辺の主要15都市間の高速道路ネットにつながり、また、国内10大港の一つの常熟港に通じている。さらに「蘇通揚子江大橋」の建設も急ピッチで進んでおり、完成すると揚子江北側の南通、揚州などへはさらに便利になる。

  ◇歴史と文化 :
  常熟の歴史は長く、昔から優秀な人材を輩出してきた。特に唐時代から清時代にかけて、文化人及び科挙試験(旧官吏登用試験)による官庁高官を多く輩出している。今も、常熟出身の教授や学者の人数は全国の県・市(県レベル)において上位を占めている。また、同市は理工学院(本科)及び各種専門技術学校などを持ち、豊富な技術人材がいる。

  ◇経済・外資誘致:
  近年、同市の経済は急速に発展し、「中国総合経済力(2004)」及び「基本経済競争力(2004)」の上位100県・市〈県グラス〉ランキンでは、それぞれ2位に位置している。軽工、紡織、機械産業の基盤が強く、国・省レベルでのブランド製品50件、ハイテク企業175社がある。
  環境・交通などの優位性で、多くの外資企業が集積し始め、揚子江地域における新たな投資ホットランドとなり始めている。2004年まで世界50カ国・地域から約1900社が進出している。その内、SHARP、富士電機、NSKをはじめとする日系企業が約120社ある。

2.常熟東南経済開発区について

  ◇位置・交通:
  常熟東南開発区は市街区の東南側に設置され、その北南両側には沿江高速道路、国道及び無錫・太倉道路がは走って、中心部には蘇州・嘉興・杭州高速道路が南北に貫通している。区内には「4縦5横」主幹線も整備されている。将来は市街区の一部となる。
  区内外に密度の高い交通網によって、周辺の都市へは至便。昆山、蘇州、無錫、上海など10都市へは約0.5〜1.2時間、杭州へも約3時間。さらに杭州湾を跨がる大橋が完成すると寧波への時間が約2時間短縮できる。

  ◇開発計画・主要誘致産業:
  全体開発計画は約104ku。1期の開発面積55kuの全体設計は有名な北京工業大学によって行われた。環境・生態・産業・生活・緑地間のバランスがよく取れ、合理化されている。現在、同開発区にはメカトロニクス化、電子部品、ハイテク紡織繊維などの産業パーク及び市街区の近辺に東南国際生活区、高級住宅区など9地区を設定している。

  ◇日系企業の誘致が重点:
  常熟東南開発区は近年に批准された省クラス開発区で、04年8月から外資誘致を始めているが、わずか1年余りに外資企業約60社が進出しており、主には台湾、日本、韓国、香港及びシンガポールからの企業が多い。その内、日本精工、OTICS、住友商事、大同工業など日系企業は12社ほどある。同開発区の指導者は今後、日系企業の誘致に力を入れ、日本語ができる担当者は4、5年前の1〜2人から、一気に8〜10人に増やし、行き届いたサービスを提供している。
 

3.同開発区へ進出メリットについて
  前述したような「優位な地理位置」と「便利な交通ネット」以外、下記のようなメリットがある。
◇常熟港を擁する
  同開発区から常熟港へは車で約10分間。上海港を中心とする国際海運の一員でもある。現在バースが12基あり(1万トン以上:6基)、世界46か国・地域の200以上の港湾との定期海運が結ばれている(現在、日本の大阪港、神戸港、名古屋港、北九州港へは2〜3日置き1便)。さらにバース5基が建設中、中国の10大港湾の一つとなる。
◇関連産業チェーンが形成
  同開発区及び周辺都市・町へ進出してきている外資企業が約5万社あり、軽工、紡織、機械、電子、新素材、精製化学など幅広い産業に及んでいる。進出企業として業務の取引と連携の選択肢が多いと言える。
◇投資コストは低く、工場用土地もある
  今まで、投資が集中してきた都市の開発区には場所のよい、利用できる土地が少なくなっているが、同開発区は新たな開発区で、市街区近い工場用土地やレンタル工場がある。それは周辺の開発区により安い値段で提供することができる。
◇給電が正常
  同開発区には220KVと110KVの変電所が併せて6カ所ある。外資系企業に対し、今までも停電や使用制限したことはない。給電が正常である。
◇環境に優しく・生活施設が充実
  常熟は山・水・町が一体となっている町で、市街区の緑地率は60%弱もある。高級ホテル、別荘区、マンション及びリゾート休暇地、文化広場、スポーツセンター、美食ストリートなどが設けられ、また、外国人向けの医療、国際学校も用意されている。同市はガーデン都市、中国住環境モデル、衛生都市、社会治安安定都市などの名誉を獲得している。

4.東南開発区の主要データ
◇土地使用権の取得:
  製造業用地:13米ドル/u(50年の使用権)
  (投資規模及び製品技術力により、周辺の開発区より安い価格で提供する)
◇インフラ施設の整備:「7通1平」
  給電、給・排水、汚水処理、ガス、蒸気、情報通信及び整地した土地の「7通1平」の施設が整備されている。特に@区内には変電所が220KV/2カ所と110KV/4カ所あるので電力は充足。 Aガスについては「西ガスの東輸」によりガスの提供量は大きくて、企業に満足することができる。
◇レンタル工場:価 格:8〜10元/u・月(1、2、3階立ての3種ある)
  2006年までの計画により100万uのレンタル工場を建築する。現在完成したのは約60万uで、利用可能は約50万uある。また、進出企業によるデザインに基づいで建設も可能。

 
連絡先
投資誘致機構名: 江蘇省常熟東南経済開発区 招商2局
担当者: 劉立傑 招商主管
連絡方法: TEL:0512-5257-9500(代表) FAX:0512-5257-9593
  携帯:13862258599 E-mail:liu0581001@163.com
URL www.china-csdz.com
場所: 常熟東南大道1号

【註】上記の連絡先などの変更があるかもしれませんので、ぜひ、事前にお問い合わせ下さい。

 


[BACK]

dabanshi@osakacity-sh.com
Copyright 2005 Osaka City