生活情報/上海プレースポット

シャーシャン

「夏はやっぱりプールだぁ!」という書き出しで熱帯風爆の記事が既に上海エクスプローラーに掲載されているが、今回は上海のプールでは、熱帯風爆と並ぶ一方の勇である山漂流世界を採り上げてみることにした。山にはプール以外にもいくつか施設があるので、それも合わせてご紹介していこう。

 山(Sheshan:シャーシャン)は、ひたすら平坦な土地が続く上海近郊で、突如、盛り土をしたかのように現れる標高98.8メートルの丘。上海市街の西部に位置し、各種娯楽施設がそろう「国家旅遊度暇区(国家リゾート地域)」だ。


山への生き方

 山へは、虹橋空港から車なら30分程度。タクシーでメーターどおりに支払っても百数十元。市街でタクシーを半日程度借り切って行くのも一案である。ただしその時はメーターどおりにすることはない。事前に値段交渉をしておいた方が安くつくはずだ。

 バスで行けば片道10元。八万人体育館の脇にバスターミナルがありここから定期バスがある。30分に1本程度の頻度で出発するので、あまり待つこともなく便利だ(交通ガイド参照)。ただ何度も何度も停車しながら行くので、タクシーで行く場合の約2倍程度(約1時間)かかる。夏季はバス往復と「山漂流世界」とのセットチケットを販売しており45元。
バスターミナル待合室内のチケット売り場。待合室 では乗り場の電光掲示板に行き先と出発時間が 表示されるので分かりやすい。

★帰りのバスに乗り遅れた!

 取材の際、バスと「山漂流世界」とのセットチケットを利用したのだが、チケットに「山漂流世界旅遊発の最終便は17:20」と書いてあるにもかかわらず、このバスに乗り遅れてしまった。
 まわりにタクシーはおらず、さてどうしようかと思っていると、上海南浦大橋発山行きのバスがちょうど目の前で止まった。方向が逆ではあるが、山に行けばタクシーがつかまるかもと思いバスに飛び乗った。
 山でおりタクシーを探したところやはり見つからなかったが、今度は山から上海体育館行きのマイクロバスが通りかかった。揺れで尻がやや痛くなったが、なにはともあれ無事に上海に戻ることができた。
 上海と山の間にはかなりの数のバスが往復しているようだ。


山漂流世界

 上海の暑い夏がやってくると、上海人達はプールに行きたくてソワソワするようになる。その行き先の第1は熱帯風爆で、第2が山漂流世界だ。熱帯風爆と同様に山漂流世界も「波のプール」「流れるプール」や各種ウォータースライダーを持つ娯楽プールである。両者を比べると、前者に比べ後者は、

  • 遠い(熱帯風爆からさらに車で20分程度かかる)
  • 施設が劣る(「流れるプール」の演出など熱帯爆風の方が凝っている)
  • プールの底の掃除が行き届いていない(「流れるプール」の底は藻でちょっとぬるぬるしていてスベル!)
背景に注目!7月上旬の平日はガラガラ
 こうして書くと誰も行かなくなってしまうかもしれないが(つまり「第2」と言っても、要は熱帯風爆にかなり見劣りする)、熱帯風爆に比べればずいぶん空いているので、混雑を避けたい方にはいいだろう。左の写真は、「波のプール」を背景に撮ったものだが、ご覧のとおり数人が遊んでいるのみだ。 (一方、7月末、特に週末の熱帯風爆はいわゆる「芋洗い」状態となる。あの混雑に不快感を覚えない人は相当の奇人だ)。

 また、山にはその他の施設もあるので、これらといっしょに楽しむつもりで訪れるにはいいと思う。

営業時間:9:00-21:00
電話:5765-1888


山国家森林公園西山園

 山は、標高98.8メートルに過ぎず、山というよりはむしろ丘というべきだが、周辺が全く平坦なのでかなり遠くからでも、頂上に教会を有するその印象的な姿を望むことができる。
 山国家森林公園  山全体が公園となっており、「山国家森林公園西山園」と呼ばれる。麓の大きな門(右写真)をくぐり、緑の林の中を上っていく。
 散歩程度の体力を使えば山頂に出る。頂上からは周辺を一望できなかなか気持がいい。特に菜の花の季節(3月下旬から4月上旬頃)は、「一面」とは言わないものの、「ところどころ」に菜の花畑を望め、江南の春を感じることができる。

頂上に見える教会が印象的
 ここに教会があり、中を見ることもできる。1925年に建設が始まり1935年に完成したというから、教会としては「古い」ということはできないが、外観はなかなか荘厳である。
 さらに、中国最古と言われる天文台などがある。麓から頂上へロープウェーで上ることもできる。

営業時間:7:30-16:30(ロープウェーの営業時間は7:30-16:00)
電話:5765-1529


◆その他の施設

   山国家森林公園東山園には、2万平米に1万羽の鳥が飛び回る百鳥苑、ボブスレーのようにきまったコースをそりですべる「山滑索道」などがある。
 その他、ヨーロッパをテーマにしたこじんまりとしたテーマパークもある。

(2000年7月記)




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