| TOP > 連載 > 中国を写真で読もう! > 猛暑の中で彼らは働く-上海 |

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今年の夏はとにかく暑い。ここ上海の観光名所「豫園」でも人々がすっかりバテている中、彼らは石畳を修理していました。1つ、1つ全て手作業で修復されてゆく石畳。「ポーン、ポーン」と彼らの打つ木槌の音が炎天下の中にこだまし、観光ガイドが日本人観光客に案内する声と混ざり合う。「ここ豫園は…で…です。」その声に耳を傾けながら通り過ぎる日本人のおじさんおばさん達。 私はしゃがんで彼らに話し掛けました。「あなた達、上海人?」今まで通り過ぎる外国人に関心を向けられた事のなかった彼らは「え?」とビックリした面持ち。若く、まだあどけなさも残る彼らは「何で僕達の写真を撮りたいの?」と幾分不信そうにしながらも、好奇心が押さえられないようです。「こうやって働いている人達を見ている方が面白いのよ。」「フーン。(ヘンな人という響きに笑いを込めて)」 それからしばらくして彼はボソッと言いました。「出身は安徽(アンホィ)だよ。」 彼らの故郷までこの音は響いているだろうか。青空の向こう安徽省へ。 (Ritz.S) |