とある週末の午後、私はある教会の中にいました。そこには思いもかけず、老人で一杯です。
彼らは既に黄ばんで紙がバリバリになってしまった古い聖書を手に、ある者は大事そうに文字を指で追いながら、ある者はよく見えないのかギリギリまで顔を近づけて読んでいました。
ひとつの事を信じ続ける彼らの様子は、この慌しく何もかもが新しい世界に身をゆだねる私にはとても尊く思えたのでした。
(Ritz.S)