| TOP > 連載 > 中国を写真で読もう! > 「ユッピー」とせがむ子供たち。甘粛省夏河 |

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これは甘粛省・蘭州からバスで9時間、「夏河」という街でのワンショット。彼らはチベット族の子供たちです。 路上で遊んでいた彼らは私を見て、皆「ユッピー!、ユッピー!」と何か歌うようにニコニコしながら近づいてきました。気がつくといつの間にか私の周りは「ユッピー合唱団」となった子供で一杯。意味は分からずとも、とにかくとてもかわいくて思わず私もニコニコ。 ところがそんな私に業を煮やしたのか、一番年長らしき子供(写真左)がすっと真顔になって言いました。 「マネー」 そうです。彼らはお金を要求していたのでした。もちろんこんな光景は珍しいものではないのですが、彼らのあまりにもかわいい「ユッピー」と「マネー」が同じ物であったとは私には考えがたかったのです。 しかし考えてみればそれはここでの「生活」が伴わない好奇心と感傷なのであって、彼らからすればここは「秘境」でもなんでもなく、彼らの「生活」の場へ外地人が踏み込んできたことに過ぎないのです。 私はこの写真を見るたびに自分が写真を撮る事について考えさせられるのです。 これもヤッパリ感傷なのでしょうか? (Ritz.S) |