「9月の雌、10月の雄」(旧暦)と言われ、新暦では「10月の雌、11月の雄」くらいにあたる。雌はお腹に抱いた卵が美味といわれ、雄はねっとりとした白子が美味しい。よく人からは、「なぜ、上海蟹は秋なのか?」と言う質問を受けるが、これは夏に盛んに動いた蟹が、北からのシベリア風の寒さにより急に動かなくなるためで、蟹味噌や肉が一気に蓄積されるためだ。しかし養殖の蟹やシーズン外れ(冬)の蟹は、あまり動かないため、蟹味噌や蟹肉がもともと少なく味も異なる。新鮮な上海蟹は、蟹の足を割ったとき、蟹肉がきれいにスルリと抜けるものといわれる。
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