宗 記・香辣蟹/食いしん坊行列伝説


「 上海人の蟹行列! 」

時間はもうすでにランチタイムを過ぎようとしている1時半頃、どんどん人が入ってくる。店の外には沢山のパラソル席が設置してあるが、そこで食事をしている人は誰もいません。というのもこのパラソル席は食事用ではなく、排隊(順番を待つ人)用の席になっているからです。
入ってくる客に紙に走書きしただけの整理券を渡す店員。一体どんな蟹が食べれるのだろう。

真夏日の暑い日など蟹を食べに来た人達は外で待つには耐えきれず、入り口を入ってすぐの待合室化したような涼しい所で順番を待っているので、レストランの中は多くの人でごった返しています。
席が空いた時点から服務員が順に番号を読み上げるのですが、待ちきれず順番が来る前に帰ってしまう人も少なくありません。


(香辣蟹の入り口)
順番が書いてある紙には「過号取消」と書いてあり、自分の番号が回って来た時にその場にいないと無効になってしまうという恐ろしいシステムになっています。

「宗 記」香辣蟹


(いつも満員の店内)

店内は広く、ちょっと落ち着ける雰囲気の老上海風の作りになっているのですが、上海では有名なお店らしくいつも満員状態。

30分以上待ち、やっと順番が来て席に案内されても席の上は前のお客の食べかすがいっぱい。


しばらくすると2,3人の店員が一気にテーブルの上を片付け、その中の一人が「要几斤?」と一言簡単なオーダーを取ります。

そして蟹の好みの味付け(中辣、微辣)を聞いてからすぐ、水槽の中にいる生きた蟹を持って来て見せ、それを調理します。


(蟹!カニ!かにの山!)


(見た目よりは辛くない香辣蟹)

オーダーから5分もすると火鍋用のボールに入った蟹がぶつ切りにされて出て来ます。

ボールの中は玉ねぎ、唐辛子、落花生、生姜など沢山の調味料や香辛料とたっぷりと入った辛そうな赤い油と蟹。見た目は辛そうで油っぽい感じがしましたが、蟹肉を食べると見た目ほど油っぽさはなく、辛さも丁度良い感じでした。


蟹の大きさはあまり大きくないので手掴みでしゃぶり出しながら食べるようになります。

ですから手は油でギトギトになり、蟹の殻を口で割った時など油が服にはねてしまったりとちょっと苦労はするものの、プリプリとした美味しい蟹肉を食べ始めると蟹の殻割りに夢中になり、面白い事に無言で蟹を食べている人がほとんどです。


(蟹が油の中で泳いでます)

お値段の方は一斤(3匹)58元+加工費20元となっているので、合わせて78元とお値段もリーズナブルです。ここで沢山蟹をオーダーして、食べきれなかった蟹を持ち帰る人も多く見かけました。

クーラーは6台も設けてあるのに、お客の熱気とやや辛い蟹とで額から汗がダラダラ出るので、新陳代謝がとてもよくなるようでした。

スタミナを付けるのに蟹をガツガツ食べるには良いですが、デート時のディナーなどにはあまりむかないかもしれません。お昼に行って蟹を食べるにはあまり待ち時間は長くないですが、夜はお昼以上に待つ覚悟が必要です。


宗記香辣蟹


(さぁいざ「香辣蟹」へ!)

【住所】
上海市延安路1209号(延安店)
【TEL】
(021)6212-2000
【営業時間】
11:00〜14:00  16:00〜20:00
【平均消費料】
100元/2人
【用途】
蟹好きな人。カップルには不向き?!

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