| TOP/エクスプロア中国トラベル/内蒙古的大草原的旅日記/その2の上<フフホト> |
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縁とは実に深きものなり |
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★完全包囲 車内でのせっかくの楽しい会話の余韻もホームに降り立った瞬間に吹き飛んでしまった。なんと、ホーム上で旅行会社の ガイドたちに取り囲まれてしまったのだ。それもほぼ全員が日本語を話す。 もちろん、これまでも中国国内を旅してガイドにつきまとわれたことはある。だが、今回のように降車ホームでというのはない。 もちろん、彼らの目的は草原ツアーに連れていくお客をキャッチすること。 この種の輩をひどく嫌うM君は連中を完全に無視して、どんどん先に進んでいる。それでも、ガイドたちはわれわれから離れよう とはしない。 「日本人ですか?草原ツアーなら私が安く案内しますよ」 私は参考にしようとガイドの一人に聞いてみた。 「1泊2日のツアーだと、どのくらいですか?」 「そんなに遠くないシラムーレン草原であれば、一人480元です」 ひとり480元…これは予想の範囲内。でも、もっと値切れそうだ。
ようやく駅の改札を出て、フフホトの駅前に出た。街自体にはこれといって特色はなさそうだが、駅ビルはモダンで立派な つくりをしている。さすが内モンゴル自治区の区都の玄関口だけのことはある。 また、「青い城」を意味するフフホトの街にふさわしく、空気は乾燥しているものの新鮮で、青い空が似合いそうだ。 日差しもかなり強烈で、道行く人々の肌は真っ黒に日焼けしている。 ただし、ここがモンゴル人の街であるという事実は、街中の表示が中国語とモンゴル語で併記されていること以外には あまりわからない。それもそのはずで、内モンゴル自治省の区都とはいっても、モンゴル人の占める割合はわずかに13%で、 ほぼ完璧に中国化がなされているようだ。 「ホテルはどこですか?私、安いところを知っていますよ」 なおも、ガイドたちは追ってくる。 実のところ、われわれには予約がなく、宿を探してはいた。だが、ガイドの術中にはまってはいけないと考えて、 「内モンゴル飯店に決めていますから、不要です」ということにしていた。 ところが、この作戦は見事に裏目に出てしまった。 「内モンゴル飯店?あそこはいま閉まっていますよ」 「えっ?どうして?」 「いま改装中で、営業してないんです」 これには驚いた。よりによって、われわれの選んだホテルが改装中とは…このウソがばれたおかげで、再びガイドたちの攻撃が 激しくなった。
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