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| 南翔 |
「南翔」。中国にしばらく住んだ人なら聞いたことがある地名だろう。そう、「南翔小龍包」の南翔である。かの有名な小龍包(ショーロンポー)の発祥の地なのだ。上海からも近く、「ちょっと小龍包を食べに南翔へ」という上海人もいるくらいだ。 といってもこの街には小龍包しかないわけではない。古猗園(Gu yi yuan)は こじんまりとまとまった庭園である。蘇州まで足を伸ばす時間がない場合はここを訪れれば、江南の庭園がどういうものであるか、充分に堪能することができる。 上海から半日で行くこともでき、上海市内の観光地を一通り訪問した場合は是非訪れてみたいところである。
上海から近く、タクシーで上海中心部から70元程度(高速道路(上海−嘉定間)代10元を含む)。30分程度。タクシーの運転手と値段交渉をすれば50元程度でも行ってくれるが、高速道路を使えば早いにもかかわらず、高速道路料金をうかすため下の道を走ろうとするので(高速道路を利用しない場合は10分程余計に時間がかかる)、時間がない場合は高速道路使用を条件に値段交渉した方がいい。高速道路を利用するためには10元追加して60元程度払う必要がある。
16世紀半ば、明代の嘉靖年間に作られた。竹が多く「竹の林がすばらしい」という意味で当時は猗園と呼ばれたという。つまり、「猗」は中国古代詩集「詩経」でよく使われる文字で、「すばらしい」という意味の賛美を示す感嘆詞。詩経に「緑竹猗猗」(緑の竹が美しい)という一節が見られ、そこから名がとられた。
入園料は15元。
(99年12月記) |