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目的地として選んだのは雲南省である。今年は雲南省を訪れる人が多い。花博が開催されており、中国政府も積極的に広報をしているためだろう。これを読んでいる人の中にもこの夏に雲南旅行を予定している人が少なくないに違いない。 雲南省へは3年前に行ったことがある。その時は昆明、大理、麗江とまわった。昆明については大した印象はなく、麗江については地震からの回復状況を見に行くのが目的で、観光はあまりしなかったのだが、大理が実に気に入った。
大理石の産地として有名なこの町は白族が多く居住する。三塔寺など観光スポットも多いが、町全体の雰囲気がいい。白基調のカラフルな民族衣装を身にまとった白族の女性が道を歩く姿を見ているだけでも楽しい。欧米人の観光客が多く、彼らを対象としたオープンカフェが何件かある。そこで雲南コーヒーを飲みながらリィァオティェン(雑談)するのも中国の他の場所では味わえないものである。一番のお気に入りは湖の遊覧船だ。船上で民族舞踏の表演があるのだが、その民族ダンサーのうちの一人が夏目雅子似の美人(なんだか風俗店紹介記事のような表現で恐縮だが)であったのだ。右の写真をご覧いただきたい。写りが良くないので分かりにくいかもしれないが納得いただけるだろうか。その後の3年間、よく周囲の人に「彼女に会いに大理にもう一回行きたい」と言い続けた。実際には、彼女はもはや同じところで踊っているとは思い難いのだが、もう一度少数民族の(小姐の)往来する町の雰囲気を訪れたかったのだ。
私のゴルフ友達のH氏。北京人で、以前某日本の商社で働いていたが、一財産を築いた後退職し(彼は恐らくまだ40歳前後である)、今は毎日ゴルフ三昧の生活を送っている。文字通り毎日で、彼に連絡をとりたい時は携帯電話が通じなくても上海近郊のゴルフ場2〜3ヵ所に電話をすれば大抵つかまる。ある日彼に用があったのだが、携帯に電話しても、ゴルフ場に連絡しても見つからない時があった。その1週間後ゴルフ場で彼を見かけた際尋ねるてみると、地方に行っていたという。毎日仕事をせずにゴルフばかりしていてよく金が続くものだと感心させられていたが、実は地方で内職でもしているのか…と一瞬思ったが、彼の二言目は「昆明のゴルフは中国一ですよ」であった。結局上海にいてもいなくてもゴルフをしていたのだ。
昆明到着初日はおきまりの観光コースを巡り、翌朝さっそくこの「中国一」のゴルフ場を訪れた。
さて、H氏はなぜ「中国一」と言ったのか。時に70代でプレーする彼は数多くのゴルフ場でプレーしているはずだ。それなのになぜ。そういえば彼は「昆明のゴルフは」中国一と言っていたのであり、昆明ゴルフカントリークラブが中国一と言ったのではない。昆明のゴルフ以外の何かに強くひかれているのかもしれない。少数民族の現地彼女でもいるんじゃないか。
(上海に戻った後、ある人から聞いたことだが、昆明にはご紹介した「昆明ゴルフカントリークラブ」の他にも「Spring City(中国語名:春城湖畔渡暇村)(電話:0871-767-1188)」というゴルフ場があるそうだ。場所は昆明から石林に向かい、昆明ゴルフカントリークラブを越えてさらに行ったところである。ジャック・ニクラウス事務所設計で、コースはかなりいいらしい。
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