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ショートコラム 〜偽札に注意!〜

 私は上海生活4年目、上海で生活しているものからすればこれまでにも経験はあるのですが、このごろ少し事情が違ってきたように思います。

 以前から非合法な闇市場で外貨をかえると、偽札をつかまされても仕方がないといわれてきました。しかし今年に入ってから、実はそればかりではないことが分かってきました。例えば先日、某外資系の今はやりのデスカウントストアへ買い物に行ったとき、おつりの10元札のなかに見事に偽札が入っていました。かなり精巧な出来で、人込みの中でそれと見分けることがかなり困難で、後で物を買うときに判明しました。そのほか今年に入ってタクシーに乗ったときのお釣りにも偽札10元札がありました。以前は100元、50元札が要注意でしたが、今回は使用頻度の高い10元札まで偽札が出回っています。

 なによりも一番厄介なのは銀行です。先日韓国人留学生が学費を納めるために持ってきた某銀行の窓口でおろしてきた旧型の一万元の束の中に、5枚の偽札が混入。
 大学側の偽札探査機で判明しました。私もつい先日近くの銀行のATMからおろした新札300元のなかに1枚偽札が入っていました。何れも素人にはなかなか見分けにくく、日ごろ銀行で多額の金額を取り扱いがちな一般外国人にとってはかなり悩みの種です。私も上海生活4年目にして初めての経験だったのはラッキーだったのかもしれません。困ったことに、日ごろ我々が利用する大きな銀行やスーパーに限って偽札に巡りあうチャンスが高いようで、逆に街中の小さな小売店では自己防衛意識が高いためか安全かもしれません。銀行も要注意です。実際に預金を預けるときに、係員が目視でチェックしているようですが、窓口事務がいつもかなり混雑しているため、じっくりと気を使えてないようで、また小額なら機械にも通しません。ATMは当然無人のため、仮に偽札をつかまされても訴えることはかなり困難を極めます。

 このごろ市内の大手スーパーではICカードを使って買い物をする中国人が激増しています。店員とのだまし合いをするよりこちらのほうがよほど気分がすっきりします。こちらもなにも故意で偽札を使ったわけではないですから。

(山之内 淳)


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