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中国・知っておいたほうがいい法律知識

セクシャルハラスメント


上海に赴任して1年以上経過しますが、セクシャルハラスメント(セクハラ)ということを聞きません。日本の会社では、腫れ物に触るようにセクハラ問題を取り上げていますが、どうも上海ではセクハラが事件として話題になったことはないようです。

では本当に上海ではセクハラはないのか?以前の日本のように女性が泣き寝入りしているので、表面化しないだけなのか?このあたりの事情はよく分かりませんが、(以下は私見ですが、)文化、風土的に言って少なくとも上海ではセクハラは起こりにくいかと思われます。

その一番の理由は、上海小姐(上海の若い女性の尊称?)の性格が男勝りであることだと思われます。もし、上海小姐にセクハラでもしようなら、本当の大喧嘩(少なくとも、私の知る限りでは、上海では喧嘩をする場合、男女格差はありません。)となってしまい、悪さをした男性はコテンパンにやられてしまいます。上司であるとか部下であるとかは関係ないようです。加えて、上海の男性自体、上海小姐の尻に敷かれていることが多く、セクハラをするだけの兵?自体いないと思われるからです。

勿論、極端な例として性犯罪はありますので、全く性に関連したトラブルがないとは言えませんが、今のところセクハラが社会問題となるとは考えにくいと思われます。

中国に、このようなセクハラが根付きにくいのは、おそらく以前は男女平等思想が徹底して行われたため、男性が周囲の女性に性的な悪ふざけをするという行動パターンが生れなかったからではないでしょうか。現在、上海小姐達は最新のファッションを着飾り、外国の化粧品を塗って、より女性の魅力を引き出そうと躍起になっているようですが、これは裏返すとこうした性的な特性を強調する風土というものが以前はなかったからだと思われます。その反動としてこうした上海小姐達の努力が行われているのでしょう。

こうした流れを見ていますと、今後はセクハラが中国でも話題になってくるのかとも思われますが、上海小姐の性格だけは不変でしょうから、なかなかそうはならないでしょう(勿論、セクハラ容認というのではありません。誤解なき様に。)。
もっともだからといって企業内セクハラへの準備を怠るのは賢明とは言えません。特に外資系企業では上海小姐以外の女性も働いているのですから、セクハラ対策は万全とすべきでしょう。■

(2001年6月掲載)



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