3、山を上るのだけが黄山ではない。
黄山の駅を降りると、その町は屯渓と呼ばれます。黄山を登るときの交通の要所にもなります。ここから山のふもとまで行くマイクロバスに乗り継ぎます。山のふもとまではここからまだ1時間半はかかります。そのため色々な客引きがいますが、私たちもそのなかの客引きと交渉して、バスをチャーターしました。バスの料金は一人10元前後。うまく値段交渉をすれば、ついでに付近の観光ツアーにも行ってくれます。実は 黄山の周りには実にたくさんのスポットがあり、そのために私たちは一泊は山の下に泊まりました。そこは上海とはうっとかわってのんびりとしたムードの漂う農村です。水牛が農夫にひかれながら歩く姿をそこらで見うけられます。(写真2)ここらでは農業には欠かせない労働力のようで、道路でも真中を堂々と歩いていますが、時によっては牛が機嫌を損ねて農夫がいくら引っ張っても動かず、挙句の果てには交通を遮断してしまうこともしばしば。
(写真2)
屯渓では、”老街”がお勧めです。(写真3)黄山ならではの山の幸、たとえば椎茸やゼンマイ、木耳、そして茶まで多くのものが手に入ります。特に椎茸はお勧めです。香りが非常によく、見た目も非常に立派な椎茸が手に入ります。また菊花茶も立派でした。花が上海のもののように分解してばらばらになってなくて、明らかに鮮度が良いのが分かります。
(写真3)
そこからマイクロバスに揺られて1時間半ほどでつく湯口は、まさしく黄山の登山基地になり、多くの観光客が宿泊します。我々もここで宿をとりました。
ここを起点にして、野猿渓谷、情人谷などをバスでまわることができます。
この野猿谷では安徽大学と日本とが共同で猿の研究をしていて、非常にすばらしい環境の中で一万匹の猿が暮らしています。(写真4)我々が行った夕方の5:00には餌付けがあり、猿たちが山から駆け下りてきました。