我是大学生〜中医薬大学の教室より〜

クラス活動

 今回はちょっと予定を変更します。

 実は3年生になると以前の基礎医学学院のクラスがそれぞれの大学付属病院別に分けられます。中医薬大学には3つの付属病院がありますが、大学のそばにある龍華病院を除くと、あとは大学からかなり離れていて、そこまで学校のバスで通います。クラスはおのおの60人前後になりますが、学校が始まって数週間たった今日、初めて私たちのクラスでの活動がありました。もちろん2年間は机を一緒に並べたメンバーで、しかも中国人学生は寮の部屋単位で固まってますので、お互いかなりの顔見知りですが、全体で顔を合わせるのは初めてです。私も同学から声がかかったので行ってみることにしました。一般に掲示板に通知ということはなく、口コミで行事予定が伝わってくるので、日ごろから同学にチエックしておかないとなかなか分かりません。

 60人のうちスポーツの運動員2人が練習のため欠席の外は、ほとんど全員が参加していました。我々3年生は毎日朝から夕方までびっしりと講義が詰まっている中で、よくもここまで準備できたな、と感心しました。それぞれが担当が決まっていて、5から6種類のゲームをみんなで楽しみました。特に中国らしかったのは、漢詩を使ったゲームです。百人一首の下の句を当てるように、漢詩を司会者が前半分をよみ、その後ろに続く詩を朗読するというもの。やっぱり詳しい女の子がいるもんで、見事に答えていました。三で始まる四字熟語集めでは、寮の各部屋ごと(7人から8人)に分けたチームで、その数を競い合い、よくもまあこれだけ出てくるもんだというほど四字熟語が集まりました。
 各テーブルの上には、中国でおなじみのひまわりの種などスナックと、ビールはないものの、ジュース類がならびみんなでわいわいしゃべりながら楽しいひとときを過ごしました。
 そのあと、あたらしいこの60人のクラスをまとめる幹部を決める選挙がありました。私も日本で高校、中学と生徒会活動等に顔を出してましたが、いつも立候補者を探すのに苦労していたのとは対照的に、非常に多くの学生が立候補し、スピーチで自分をユーモアいっぱいに紹介していました。さすが全国から集まった大学生だけあって、だれが幹部になってもおかしくないぐらい、リーダーシップを発揮していたのは印象的でした。「ひょっとして、クラス幹部になると成績にプラスになるのか?」とも思ったのですが、同学によると実際そうでもなく、とにかくやりたいのだそうです。
 中国人の大学生を見ている限り、とにかくまめに働いています。そして進んで仕事を引き受けては、友達を助けています。また積極的に人前にたって、自分をPRし、場を盛り上げて行く様子をみていると、この人口の多さゆえにおこる競争の激しさが彼らを育て上げているのだと、つくづく感じました。そして仮に司会がこけても、みんなで盛り上げようとする仲間意識の強さを非常に感じました。私もそのなかで、日本人として受け入れてもらえるよう、これからも勉強に励んでいきたいと思います。
 帰るときに後片付けを一緒に手伝ったら「え、留学生も後片付けやってるの?」ってある同学に言われたのはちょっとショックでした。まだまだ中国人と外国人との壁は厚いですね。

 では次回は講義を受けるときの中国式マナーについてです。       

(山之内 淳)


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