家族で行く新疆指南
〜ゴジラ一家のすっとこ旅行記(第3回目全4回)

 
ホテルについてまたびっくり。んーー、これはちょっと…。とひいてしまいましたが、これでも3つ星ホテル。仕方ない、カシュガルではこのランクが一番上(後に判明しましたが「友好飯店」という4つ星ホテルがあり、西洋人などはほとんどここの「新館」のほうに泊まっているということでした)。しかしこのホテルのなかで「最高の部屋」を指定したため、ものすごく広いスイートルームで、なぜかベッドが6つも設置されていた。こういうのもいいかもねー。
ここで新疆指南4.新疆のいなか、ここカシュガルにはまだ悪しき…というのかどうか、習慣が残っています。というのは最初の日のホテルの待遇はひどく、暑くてしょうがないのにエアコンからはなぜか暖かい空気が出てくる、ホテルの設備品もいくつか不足していたりする…など。しかし翌日私たちが「おみやげ」としてウルムチからもってきた大量の葡萄を渡してから態度が一変。愛想のよい笑顔、エアコンは「冷気」に変わり、電話すればすぐに備品を届けてくれる。と、このように服務員に対する「接待」は重要です。
「グーグー寝た」という、どこにいっても強いガメラ一家に比べて文明ずれしているゴジラ一家。というかゴジラ夫婦(ミニラはどこでも寝られる)。少し寝不足で次の日のカシュガル観光に参加しました。カシュガルで有名な観光地はカラクリ湖といろいろな砂漠。しかしカラクリ湖に関しては道なき道を四駆で4時間以上ゆられるというそれはそれはハードなもの。ウルムチの旅行社の人は「小さな子供には無理」と言っていましたが、カシュガルのホテルの人は「没問題」。それを聞いてトライする気になっていたのですが、その付近が何十年に一度あるかないかの洪水に見舞われていること言うことで(高山の氷河が溶け出した、とのこと。地球の温暖化が原因か?!)、結局は取りやめ。
で、カシュガル近郊のレジャーランドに行くことにしました(ホテルの人のお勧めだった)。このレジャーランドが一年前に建設されたばかりという新しいもので、なかなか趣向をこらしたところでした。まずジープに乗って砂漠を飛ばす「砂漠探検」というアトラクションがあり、それが飛び跳ねる、沈むの絶叫ドライブ。頭を天井にしこたまぶつけたミニラは泣き喚きました。(そして3ヶ月過ぎた今も「お父ちゃんはあのときぎゅっとつかまえていてくれなかった。」と夫を責めている)。それほどスリルとサスペンスの砂遊び。この際注目は乗る車を選べること。ジープ、バス、またはなぜか戦車も選べると言うきわもの。しかしこの戦車は人数がそろわなければ使用できないということで残念ながら乗りませんでしたが夫たちは非常に喜んで内部見学をさせてもらっていました(かなりの装備だったということ)。またどこの砂漠でもある、らくだに乗って砂漠一周やら(はじめにちゃんと値段交渉しておかないと、あとで困るのでそこのとこを要確認です)、電動砂ゾリみたいなのに乗って砂漠一周する、などというアトラクションもありました。(途中でエンコしてレスキュー隊がかけつけていた)。
なんと砂漠に湖と足こぎボートが…!彼らの努力のあとがうかがえます。


これがモナコグランプリもどきの砂漠探検用ジープです。
ここで新疆指南5。カシュガルは車事情がとても悪いです。旅慣れしている人でもあらかじめ旅行社などを通してツアーを用意してもらうか、車をチャーターしておいてもらうと良いでしょう。また道なき道を走るためいろいろとアクシデントが…。わたしたちは近郊の町「ヤルカンド」へ行く途中車がパンクによる停車を余儀なくされ、はからず「カシュガルのそこら辺の道」見学をしたのでした。

パンクしたタイヤを交換するため一時間の休憩。
しかし車の故障のおかげでうれしいことが。道沿いに住んでいるウイグル族の人の家を見学させてもらうことができました。月並みなコメントですが彼らの瞳は本当に澄んでいる、そして本当にフレンドリー。家の中を案内してくれて(ここはじゅうたんやさんなのか、と思うほど美しいじゅうたんがたくさんおいてありましたが、特に私たちに売ろうとする様子はありませんでした)。写真を嫌がらないどころか、私たちはカメラマンのように使われていました…。

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