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| ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記) |
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ところでわたくし、3週間ほど日本の実家に戻っていました。毎回日本に帰ると「アイさんはいないし、タクシーは使えないし、宅配はないし、あー上海のほうがずっと便利!」と思っていたゴジラでしたが、今回はちょっと違ったんですね。日本でほんとにのーんびりできたんです。ま、これは実家だということもあるし、今回はミニラがゴジラジジになついていたため毎日のようにジジと2,3時間散歩に出ていてくれたということが幸いしていることもあるんですが…。でもね、それ以上にのんびりできたのは、やっぱり数々の欲求が生まれてこないことにあったと思うのです。何しろ上海にいるとしなければならないことが多い。そしてそのしなければならないことのほとんどは「物欲、食欲」から生まれてくるんですな。例えば「新しいインド料理のレストランをチェックしに行かなければ」とか「龍門路(子供服店通り)を見に行かなければ」「襄陽マーケットも」「ああ、それにCITICと66プラザでブランドもののバーゲンしているらしい」「ちょっとエステやネイルケアも行きたい」などなどね。これはぜーんぶ日本ではあきらめたことです。それに良く考えればそんなに必死になってやらなければならないことでもないしね。毎日日焼け止め以外の化粧はほとんどせず、読みたい本を読んで、好きなテレビを見て、時々ミニラと遊ぶ。3日おきくらいに近所に買い物とか、友達に会いに行ったりもしたけど、ほんの2時間程度ね。そのほかはほんとにのーんびり。洋服だって持ってきたのは普段着2,3枚とお出かけ着2,3枚でそこから選んでるんだからもうほんとにシンプルライフですよ。そうすると不思議ですよね。ミニラに対してもほとんどいらいらすることも無く、怒ることも減りました。さらにそのせいか、ミニラもキーキー声を出すことが減っていたんです。やっぱり上海のタイトな生活は母子ともどもストレスを感じていたんだな、と少し反省。
ま、このタイトな生活の原因はもちろんゴジラにあるわけで、上海でもゴジラが日本でしたようなシンプルライフを送ることができれば、もっと快適だと思うのですわ。しかし難しいですよね、上海に帰ってきて改めてそう思う。まずレストランに行くとか、買い物するとか、簡単に手に入ることをあきらめるのは難しいし、それに日本のように居ながらにして簡単に情報やエンターテイメントがえられるわけじゃないし(例えばどの時間にテレビをつけても何らかの面白い番組をやっているとか、ちょっとコンビニに行けばなんか面白い雑誌が買えるとか)、やっぱり言葉や文化の壁もあるしね。なんか家にじっとしていると、おいてかれるような不安もあるし。友達が「小龍包の店行ってきたよ。」とか「今度市場に子供服見に行くんだ。」なんていわれると「私も私も。」とあせってしまうんですよね。
もちろん、日本にいらっしゃる方はそれぞれで、あきらめている方ばかりではないでしょうし、私は実家にいたので、そうでなく家に子供と2人だけでいる方とは事情が違いました。もしそうなら煮詰まることも多いと思います。
(玉乃 わいん)
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