エクスプロア上海 上海TOP連載記事ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記)

ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記)

【55】実験幼稚園へ行ってきました!その2


 授業カリキュラムですが、朝登園したら(08時30分くらいまでには登園しなければならない)、全員各教室で牛乳と豆乳をミックスした飲み物を飲み、時にはちょっとした「おやつ」のようなものも食べるようです。それは各学年統一の日課で、その飲み物は、あの「アルミ茶碗」で供されていました。その後、各年次にあった内容の授業に入るわけですが、3歳児クラスから既に英語の授業があります。授業進捗予定が張り出されていたのを見てみたのですが、一日5個くらいの単語、時にはイデオムなんかを覚えていくようです。もちろん遊び感覚だとは思いますが。
 ゴジラが主に見ていた2歳児のクラスでは先生がちゃちな人形を一つ使って多分人 形劇と思われるものを5,6人の児童に見せていました。なんだか知らないがワーワー泣き喚いている子が一人いましたが先生は気にしていませんでした。
 それからお昼寝の時間があって2歳から6歳までの園児全員がお昼寝するとのことです。帰宅は大体4時半くらいになるようです。

 それから気になるお値段のほうですが、外国籍の児童は入会金1万元、学費月1000 元くらいとのことです。中国人は入会金は同じで、学費は月400〜500元と言っていました。外国籍の子供がどのくらいいるかは不明ですが、そこに通っている児童の親の話ですと香港、台湾系が多く、オーストラリア国籍の子供が多いとのこと。それからゴジラが見学しているとき偶然見掛けたのは、どうやら遅刻してきたらしい子供を、西洋系の外見をしたお母さんが送ってきた所でした。子供の外貌からして、お父さんはアジア系でしょう。遅刻しても別段先生に怒られる風ではなく(もちろん何らかの理由があるのでしょう)、先生たちはそのお母さんに愛想をふりまいていました。

 この幼稚園の良い(と、ゴジラが思った)ところは、先生の年齢層が幅広いことでしょうか。若い先生もいれば、ゴジラの母親よりは若いだろう、くらいの先生までさまざま。やっぱり、若い先生はぴちぴちしていいけど、人生経験豊かな年配の先生も数人いて欲しいというのがゴジラの希望なので、それにはぴったりでしたな。

 さて、ここまで書いて、ゴジラはこの幼稚園をかなり絶賛してまいりましたが、いざミニラをこの幼稚園に入れたいかどうか、と問われれば、答は「否」です。ゴジラの一方的な印象ですが、やはり画一的な指導理念というか、「こどもはこうあるべ き」みたいなものが強いように見受けられました。それに3歳から英語を教えるとい うのもゴジラには疑問です。(もちろん賛成の方もいらっしゃるでしょう。何しろ日 本では0歳から英語教室があるって話ですから。) ミニラが見学のとき、ずっと哺乳瓶を口から話さず、水を飲んでいたのですが、会う先生、すべてに咎められました。「もうすぐ2歳なら哺乳瓶はやめなさい。」「この幼稚園にはいるなら哺乳瓶 を使っていたらだめ。」、とかね。もちろんゴジラも良くないことは重々分かっていますが、劣等生を認めないというか、同じでなければならない観念が強いことには閉口しました。ゴジラの考えでは、少なくとも小学校まではミニラにできるだけ楽しい思いばかりをさせてやりたいので、もう少し楽しさを重視する幼稚園にいれたいと思いました。

 でも、教育に関する考え方は人それぞれ。何が正しい、ということはありません。自分の教育方針にもしあっていれば、この幼稚園、とても良いと思います。設備や先生の質、校舎の手入れも悪くありません。もし興味がある方は、一度見学されてはどうでしょうか。

中共上海市委机幼児園  余慶路190号  021-6437-7891

(玉乃 わいん)


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