|
|
上海TOP/連載記事/ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記) |
| ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記) |
|
|
|
いやいや寒いですね。先日日本から帰国したゴジラにはこたえる、こたえる。日本も結構寒いと思っていましたが、こっちはそれ以上ですね。 そうです、時間は前後しますがゴジラ日本に1箇月半ほど戻っていたのです。わけあって長期間になってしまいましたが、日本ってけっこう疲れますね。特に子連れに冷たい国だなあー、と実感してしまいました。これって子連れの甘えが出ているとは思うのですが、ちょっとお出かけするだけでくたくたですよ、実際。まあマイカーの方はもしかしたら上海より楽、と思っていらっしゃるかもしれませんが、ゴジラのようなペーパードライバーはつねに移動は電車、おまけに実家から駅まで約20分の道のり…大変です。何が大変っていうと、まずですね、ベビーカーを持っていくとすると、駅までは何とかなります。そして実家の最寄りの駅にはエレベーターが完備されているので、ホームまでの移動もスムーズ。しかし問題は電車に乗るときにそれを畳んで乗る事、そして到着駅に必ずしもエレベーターが備わっていないという事です。その時はミニラを抱き、ベビーカーを担ぎ、おまけに子連れに付き物の多荷物を抱えて階段を上ったり降りたり…。危ないったらないし、これらの荷物が周囲の人のひんしゅくを買う、もうふんだりけったりですよー。と、いうことでベビーカーを持たずに出るとします。すると…すぐ疲れるミニラの「抱っこ!」というリクエストに答えて常に抱きっぱなし、おりたがるのでおろすとどこに行くか分からずこれも危ない危ない、その上寝られるとずっしりと鉛のように重いのです。電車の中では周囲に迷惑をかけないよう、気の遣いっぱなし。もうミニラの下女と化してしまいます(だって泣き喚かれたら「うるさい!」って思われるでしょ。現に私の友人は子供がお菓子をねだるのに与えないでいたら泣き喚かれ、隣の人に「うるさいですよ!」と怒られたとか。それ以来彼女は泣き喚いたら即最寄りの駅で下車し、言い聞かせているらしい。でもゴジラにはできない、せっかくとった席を明け渡したくない、早く到着地に着きたい、と考えてしまいますもん)。 と、いうことでちょっと遠距離の外出をしたゴジラは翌日寝込みましたとさ。それからは懲りて実家周辺にとどまっておりました。まあ電車の中でのマナーは、その子供にもよるしいろいろでしょうけど、せめて各駅のエレベーターの整備やいろいろな施設での子供や老人のための設備に関しては日本は非常に後進国と言わざるをえないでしょう。その点、上海ではいざとなればタクシーがあるさ、というのは非常に助かる。寝てしまったらタクシーに乗って帰れば良い、と思えばママ達も気楽に外出できるというものです。(日本にももちろんタクシーはありますが、法外に高いですよね。どこでもつかまるとは限らないし。それにもまして運転手さんが恐い。近かったら恐いし、子供がやかましいとまた恐い)。それにレストランやデパートなども空間にゆとりがあり、周囲の方に迷惑をかける確率も日本より低いのではないかと思います。周りの目も日本ほど厳しくないような気がします。 実際ね、ママの社会が周囲の公園や近所のお友達だけとなると問題ですよ。変化がないうえ、その狭い社会に入れなかったり、トラブルがあったりすると、居場所がなくなる、そして子供と常に一対一で向き合う状況になる。そうすると虐待なんかも起こりやすいのじゃないかと思いますね。ま、一概には言えないですが。
今回は日本についての問題提起でした、いろいろご意見もあると思いますが、これがゴジラの感想です。 (玉乃 わいん)
[上海TOPページ] [連載記事TOPへ戻る][BACK] |