エクスプロア上海 上海TOP連載記事ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記)

ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記)

【30】上海の夏をなめちゃ行けないぜ!  

 みなさん!暑い日々が続きますね。昼間にぎやかだった公園も人っ子一人おらず、夕方からは日本人が中心に、日没後は中国人が主に公園に現れるという状態になっております。まあ去年が比較的冷夏だったせいもあり、今年の夏は格別つらく感じますがどうしてどうして。ゴジラが上海にやってきた一年目の夏、それは60年に一度とも100年に一度とも言われる(人によって言う事が違う)猛暑の年で、38度を超える日が何と10日以上続いたのですから、その暑さは推して知るべしでしょう。こんな時に停電になったり断水になったりしていたんだからよくやっていましたよね、私たち日本人も(いや、日本人に限らず)。ゴジラのある友人なんか毎日真っ昼間から外でテニスしてましたよ、たいしたもんです。

 最近このようにゴジラの昔話が多くなってしまって大変恐縮なんですけども、このように暑い時期に多くの人がうける上海の洗礼についてお話したいので、話が過去にさかのぼる事をお許しください。

 さあ、多くの人が一度はうける上海の洗礼、それは食中毒。軽い人はちょっとした胃腸不良で終わるがひどい人は…。それはそれはつらいゴジラの体験、聞いてください。

 結局原因についてはどれとははっきりと言えないんですが、なにしろこの時期みなさんお分かりと思いますが、何もかも怪しい。冷蔵庫で保存していたものですら腐ったりするんだから気が置けない。それが5年前ともなればスーパーの冷蔵設備ですら怪しかったのですから。ただゴジラが腹痛を起こす2日前、ゴジラパパが寧波より土産に黄泥螺を持ってきて(それもホテルの自家製)、ゴジラだけがそれを食べていたのですね。黄泥螺というのはご存知しじみを生のまま老酒か何かに漬けたもの。病院では一発で「それだ、それだ。」と、言われたけど(何しろ怪しいものね)、当時スーパーで買ったポテトチップスやヨーグルトにもあたった人がいたし、事実は分かりません。とにかくゴジラは夜中にただ事ならぬ腹痛に見回れ一晩中文字どおりのた打ち回る事になったのです。これははっきり行って出産よりつらかった。だって陣痛の最中でもゴジラは「おーこれはあの時のいたみよりも楽だ。」って思ってましたもの。痛みの種類は…そうですね、内臓をつかんでねじるって感じ、もう脂汗に冷や汗が出るし、長時間のトイレ体勢で足に血の気はなくなってくるし、腰は痛いし、痛みで 気が遠くなるし、なにしろ孤独で絶望的だしね(これが出産とは違う所)。もう本当に二度といや。あの時まだミニラはいなかったけど、ミニラにもこんな思い絶対させたくないと思います。結局翌朝多少痛みが薄らぎやっと眠る事ができたものの、その夜再度激痛が襲い、ゴジラは医療サービス会社の力を借りて何とか病院で見てもらう事が出来ました。痛み止めの注射をうってなんとか痛みが弱まりましたが、一週間はまったくのシラガユしか食べてはいけないと言われ、痛みも完全に止まるまでは10日近くかかり、つらかったわー。

 ちょっと長くなってしまったけど、上海の衛生状態は大分改善されたとは言え、まだまだ日本とは違います(日本も今いろいろあるみたいだけど)。とにかく子持ちの私たち、気を遣っても遣いすぎという事はありません。ミニラ達にも絶対に食中毒などなってほしくないし、ママ達ももちろんですよね、なにしろママには休みがないんですから。

 よく中国通ぶる方がいて、屋台とか平気よーみたいにしていますが、そういう方々は運がいいのかまたは本当に通で、よーく屋台を吟味している方と思います。ミニラ達を抱えているママ達はくれぐれもそういう道には入らないで欲しいと思います。特に夏場は。

(玉乃 わいん)


[上海TOPページ] [連載記事TOPへ戻る][BACK]

Copyright 1998-2002 Shanghai Explorer
Supported by Bridge Corporation