エクスプロア上海 上海TOP連載記事ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記)

ゴジラママからの手紙(上海子育て奮闘記)

【25】育児サークルを作りましょうよ

 みなさん、こんにちは。ミニラずんずん成長しています。背も伸びてきて、もうすぐキューピーさん体型からも卒業かな、ちょっと淋しい。さて、成長ってとてもうれしいし、いろいろ楽になってくるけど、やっぱり大変な、というより面倒なことも増えてきますね。これを面倒なんて言ってはいけないんでしょうけど、やっぱり面倒。以前ご報告しましたがミニラは本に目覚めまして、ゴジラとしては嬉しい限り…でした。友人のお子さんが「お母さん、ご本読んで」なーんて言っているのを聞くとうらやましくてなりませんでした。友人は「結構大変だよ」なんて言っていましたが「そんなことない。遊びのレパートリーが増えていいじゃーん。」と心からうらやましがっていたゴジラでした。ところが!食事中といわず、化粧中といわず、歯磨き中といわず「本読め」攻撃にはほんとにまいりました。それも一回読めば満足なんてものじゃなく、10回、いや20回は読まされるかな。2回目以降は聞いているんだかいないんだか、でもやめるともうそっくりかえって怒る怒る…ちょっと辟易ですな。ある時もうこれ以上読まされるのがいやで本を隠してしまいました。

 と、このようなことも部屋の中で一対一でいるからであって、ちょっと散歩に出たり、友達同志で(本人達が友達と思っているかは定かでないが‥)遊ばせたりするとミニラも楽しい、ゴジラもリフレッシュできて大人の会話もできたりして気分良くなる事が多いですね。そう思って、ゴジラはしょっちゅう友達をたずねたり、お呼びしたりして間をつないでいました。しかしある時毎回毎回電話したり約束したりするのが面倒になりまして、ちょうど日本で育児サークルを作っていたという友達がいた事もあって、ならいっそのことこっちで何人かで同じようなものを作っちゃおうということになったのです。たまたま親しく、子供の年頃も近い何人かに声をかけサークル始まりです。これはいいです。特に育児に(というより、子供全般に対して)不慣れなゴジラは、他の人が我が子に接している態度や、ミニラにかけてくれる言葉に勉強させられる事がたくさんあります。日頃の自分の育児のやり方で自信のない所や不安な部分をうちあけると、「うちもそうよー」とか、「こどもはみんなそうだよ」なんて言ってもらうだけでほっとしますしね。子供同志も定期的に会うことでだんだんと打ち解けて慣れてくるし、ミニラはまだまだだけど、それでも気分がいいと一緒に遊んだりして、家のなかでゴジラと二人っきりでいるよりずっと楽しそうです。今の時期は天気がよいと外に出かけたりして、新しい場所の散策をしたりしていますが、これから雨の時期や地獄の夏がやってきたとき、このサークルの本領発揮です。なんてったって出かけられずに家にこもるとくさくさしますからね。

 こうやってゴジラのように自分達で育児サークルを作るのもよし、既製のサークルに参加させてもらうのも経験豊富なママ達に教えてもらえて良いと思います。上海では日本人のママ達で作っているいろいろ楽しいベビーサークルもあるようですし、また幼稚園などが開いているベビースクールもありますよね。他には外国人クラブのなかで作っているベビーサークルもあるし、その気になると結構あるもんです。ちなみにゴジラは友人達と作っているサークル以外に、主に西洋人で作っているベビーサークルにも参加しています。ここでは当然公用語が英語なので、毎週参加するときはゴジラなんぞは冷や汗モノですが、無理して参加しています。これはまったくゴジラ自身のため(なんたって無料の英会話レッスン)であってミニラのためにはどうだかね…。毎回ゴジラの緊張がミニラにも伝わってしまって、わりと泣いていますね。ゴジラは早期教育にはあまり賛成しないのですが、図らずもそういう状況にミニラを押し込んでしまっているようです。それでも子育ての悩みや喜びって世界共通なんだなってわかるし、子供がやんちゃになっていくのもまた同じ(ある西洋人は自分の子を「モンスター」と呼んでいました、そう、これはゴジラが「ミニラ」と名づけたのと理由は同じ)。そういうことが分かった事は英語がどうのこうのよりもずっと収穫でした。

 ま、こういうゴジラの状況はおいておいて、どういう仲間にしろベビーサークルはおもしろいしためになる(と思う)。皆さんにお勧めします。ただしあんまり拘束したり規則でがんじがらめはバツね。まあそれも当人同志が良ければ良い事ですが。

(玉乃 わいん)


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